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悪夢(SS)
(わー、やっとガテコリー作ったと思ったら、いきなりSSかよ)

何よ。なんか文句あるわけ?って、ガテコリー私なかったの!?

(うん。うっかり作り忘れてた)

うっかりじゃないわよ!失礼な奴ね!

(HAHAHA、無駄にキャラ多いから!)

……殆ど活動してないくせに。

(深冬、それ禁句だから。ね。)

というか、SSなんだからサイトにUPしなさいよ。

(ぶっちゃけ、サイトにUPする気力がない。)

……何でよ。

(いや、いつかはするけど。……ダグがめんどいんだ、あのサーバー

アンタ、今本音漏らしたでしょ?

(いえいえ、滅相もない)

嘘つくんじゃないわよ!

(さぁさぁ、いってみよー!!)

逃げるなぁああ!!



悪夢だった。
まさかたった一人の少年に、部隊が壊滅寸前にまで追いやられるなんて。
しかも、あたしとそんなに歳も変わらない、少年が―……。







時は遡る事20分前。
あたしは、ある作戦の任務に参加していた。

『玉依姫奪還』

これがあたし達に課せられていた任務である。
写真で見たことはあるが、玉依姫である朱楽響。
まだ幼い少女、いや、赤子であった。
写真からもう5年も経っているから、成長してるだろうけど……。
たいして自分と歳の変わらない少女を、誘拐するのは正直嫌だった。

「深冬、どうした?」

玉依姫の写真を見入っていたあたしに、部隊の一人が声をかけてきた。

「い、いえ。何もありません! ……どうかしましたか?」
「任務開始時刻だ。……何度も言うが、小金井馨には気をつけろ。アイツは悪魔だ

その時から既に恐れられていた存在。
小金井馨―……。
あたしの幼馴染で、親戚らしい。
といっても、あたしが5歳頃一緒に遊んでたぐらいで、あまり記憶に残っていない。
だが、その彼が『玉依姫』の守護者であり、悪魔と恐れられている存在。
……気を抜くわけにいかなかった。
あたしは、土浦家の跡を継ぐべき者。失敗など許されない。

「了解しました。参りましょう」

玉依姫の写真を懐にしまい、己の武器を手に、彼らの住む家を目指す。
逃亡者である彼らは、宿を度々変える。
そのため、一度逃がすと中々消息は掴めない。


これは、ある意味チャンスだった。







だが、そんな考えはいとも簡単に掻き消された。
玉依姫の居る場所を目指していたあたし達を出迎えたのは、悪魔だった。


とあるマンション前。
闇の中に一つの影が浮かび上がった。
その影の招待は、黒い小さめの執事服に身を包み、日本刀を構え、背に禍々しいギターマシンガンを背負っている少年。
漆黒の髪が、風に吹かれなびく。
そして、朱の瞳があたし達を捉えた。

「……お前らも、響を狙う奴らか」
「そうだ。……貴様が小金井馨だな?」

隊長がまだ幼さを残した少年に問いかける。
……彼が、小金井馨?
悪魔だなんて恐れられているような少年には見えなかった。
むしろ、一般人なのではないか?と思うように普通の少年であった。

「そうだ。……響を狙う奴らは、全て。……消す」

馨はそういうと、朱の瞳を見開き、邪悪な笑みを浮かべた。
……そう、脳が認識した数秒後。
赤い液体が当たり一面に散らばった。

「……え?」

間の抜けた、そんなあたしの声の後に数人の隊員が崩れ落ちる。
腹部、頭部、色々な所から大量の血液を出しながら。
何が……、起こったのだろう?
そんなあたしの瞳が捉えたものは、赤く染まった日本刀。
そして邪悪な笑みを浮かべた、悪魔だった。

「さぁ……、ゲームの始まりだ」

そう少年が呟くと同時に、彼の姿は消えた。

消えたのではない、瞬時に移動したのだ。
それも凄いスピードで。

「……え、え?」

あたしは何も出来なかった。
ただ、ただ……。目の前で起こっている惨劇を見ることしか出来なかった。



そして、10分も経たないうちに……。
部隊は壊滅寸前となった。
そう。
あたし一人を残して、皆死んだ。

敵の返り血を浴び、赤く染まった悪魔の朱の瞳が、あたしを捉えた。
その姿に、恐怖という感覚が襲ってくる。
寒気、恐怖感、恐ろしい、怖い、逃げたい、悪魔。
そんな言葉が頭の中をグルグルとしていたが、足は動かない。

悪魔の足音が、一歩。また一歩。
あたしに向かって近づいてくる。
そして、目の前で止まった。

「ひっ……!」
「……なんだ、まだ10ぐらいの子供じゃないか。お前、何しにきた?」
「……」

恐怖で、声すらでなかった。
そんなあたしを見て、彼はため息を一つ。深く吐く。

「俺が、怖いか?」

彼はしゃがみ、あたしと目線を合わせ、そう聞いた。
あたしは無我夢中で何度も首を縦に振る。
……こう言うところで、普通は横に振るだろうに。

「……そうか。お前、名前は?」
「……つち、うら。みふ、ゆ……」

答えなくては殺されると思った。
アレだけの惨劇を見れば、きっと誰だって思うだろう。
振るえながら答えるあたしに、彼は右手を伸ばす。
殺される。
そう思った。

だが、そうじゃなかった。
意外と大きな右手が、あたしの頭を撫でた。

「なぁ、深冬。お前も響を守る側につかないか?
 ……きっと、彼女を見ればそう思いたくもなる」


先ほどまで浮かべていた邪悪な笑みと違う。
優しく、暖かい……兄の笑顔をあたしに彼は向けた。

「玉依、姫を……?」
「そうだ。一度会ってみろ。……ついてこい」

そう言って、彼はあたしを立ち上がらせた。
……まだYesともNoとも言ってないのに。

「……いいの? あたし、まだ、約束してない」
「約束する必要はないさ。……見れば守りたくなる。ほら、いくぞ」


また、優しく笑んだ。
彼はあたしの手を引き、家路を急ぐ。
……あたしは、もっとその笑顔を見たいと思った。
彼は悪魔なんかじゃない。普通の少年だ。
もっと、彼が知りたいとさえ思った。




そして響様と出会う。
彼の言ったとおりになったのは。また別の話―……。


【無理矢理終了】
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【2007/07/10 00:30】 | 過去記事 | コメント(0) | page top↑
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