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02.落ち逝く寒椿
晴れしずに爆弾が見事に落下したな。

原因は他でもない、アンタだけどね。

……まさか、あそこまで大きくなるとは思ってなかったんだ。

んで、歌作ることになって? 歌詞は出来てるわけ?

背後の脳内でうっすらとなら……。たださ、3つぐらい候補があるらしい。

へー、候補? どんな?

1、(何故か)魔女っ子系
2、恥ずかしいディズニー風恋愛系
3、セーラームーンBGM系


……なんでこんな奴があたし達の背後なのかしら。

言うな。涙が出てくるから。

というか、何故か今月、木曜日だけは絶対ブログ更新してないわよね。

あー、俺もそれ思った。何でだろうな?

さぁ? あたしにはわかんないわ。

(僕にもわかんないぜ!)



はいはーい! やっと俺様が主役なSSが出てきたー!
つーことで、次の話は02.落ち逝く寒椿。
俺様ことシェイドくんと馨くんのお話なんだぜーvv
ただ、この話はちょいグロ、俺らが悪い人っぽく見えっから、苦手もしくは見たくないって人は見ないでなー?
つーか、俺が一番ヤバイ人っぽいんだけどなー(笑)



先ほどまで暖かかった肉の塊を冷たい道路へと投げ捨てる。
それほど力を込めたつもりは無かったのだが、肉の塊はグシャリと音を立てて形をまた醜く変える。

「これでラストーっと。……うー、寒ぃ」

吐く息が白い。当たり前か、だってまだ2月。終わりかけだが冬だ。
寒いに決まってる。
視線を沢山の肉の塊へと向ける。
ついさっきまで動いていて、暖かくて、生きていたモノ――。
だが俺が全て奪った。行動も、温もりも、命も――。
だけど少しも罪悪感なんて湧かない。

「お前等が悪いんだぜ? 馨くんに手を出そうとすっから」

そうすれば、もっと長く生きていられたのにな。馬鹿だなぁ。
そう言葉を続ける。
しかし、最早肉の塊となってしまったモノは、音を発することも返事をすることも無い。
俺は顔についた返り血を荒くコートの裾で拭いながら、肉の塊を踏み潰す。
何度も、何度も、何度も、何度も、何度も。

繰り返すたびに、グシャッ、グチュッ、ブチィッ、そんな音が鳴り響く。
まるで、それが先ほどの返事に聞こえるぐらい。
笑みが浮かぶ。邪悪な笑みが。
潰すたびに小さくなった肉片や血が飛び散り、靴に血がつく。

「あーあ、汚くなっちゃった。どーしてくれるわけー?」

踏み潰していた足を止め、肉片を睨みつけながら言うが、意味はない。
返事なんてないのだから。
小さく舌打ちをする。

「ちぇ、つまんねーの」
「数が少ないと思ったら……、やっぱりお前か」

ふいに背後から声が聞こえた。
普段なら簡単に気がつくんだけど、ちょいと遊ぶのに夢中になっちゃったかなー?
まぁ、相手が誰だか判ってるから別にいいんだけどねー。
先ほどとは違う笑顔を浮かべて、俺は振り返る。

「やっほーい、馨くん~v」

ひらひらと手を振って挨拶するが、馨くんは無視。
彼の視線は俺の足元に転がっている肉片に向いている。
やだなー、そんなの見ないでよ。俺様、妬いちゃう。

「お前は何度言ったら判る? こいつ等は俺と響を狙っている。
 お前には関係ないことだし、こいつ等を消すのは俺の役目だ」

「何言ってんの~。俺様と馨くんの仲じゃない~。それに、俺は許せないんだ」

変わらない笑顔のままでそう言う俺を、視線だけ不思議そうに彼は見る。
戦ってる時は、冷たい瞳で鬼のように敵を薙ぎ倒す死神さんも。
普通の時は、こんなにも純粋で可愛いんだよなー。
なんて思うと笑いがこみ上げてきたが、なんとか堪える。
ここで笑ったら間違いなく、馨くん怒るしな。

「こんなにも愚かな屑どもが馨くんを殺そうとしてるなんてさ。

馨くんを殺すのは、俺だよ?



そう、馨くんは俺の命の恩人で俺の大好きな人。
だから長く生きられない俺は彼を連れて行きたいんだ。死の世界へ。
独占欲って言葉が一番合うのかも知れない。
それに俺と対等に戦える知り合いって、馨くん以外居ないんだよね~。
つまんねぇ。俺様をもっと楽しませてくれよ。

馨くんは少し驚いた顔をしていたが、直ぐにまた無表情に戻ってしまう。
うーん、馨くんの表情が変わるするのって滅多にないから貴重なんだよねー……。
もうちょい見てたかったかも。

「愚かで屑ども。と、言うところは否定しないでおく。
 だがな、俺はお前には殺されない。守るものがあるから。守りきるまで死なない。
 立ちふさがる者は全てこの手で消す」


立ちふさがるのならば、たとえ一度救った命でも俺は奪う。
そう彼は付け加える。
月を隠していた雲が晴れる。
月夜に照らされた死神は、相変わらず真っ黒な執事服や雪のように白い肌に赤い液を浴びるようにつけている。
冷たい深紅の瞳はこちらを睨んだまま動かない。

その姿を美しいと思った。
彼の背後にある寒椿の華が、それを惹きたてる。
やはり彼には真っ赤……、深紅がよく似合うとも思う。

「ふふふ、やーだな。俺様はいつでも馨くんの味方よー?
 馨くんの邪魔なんてするわけないじゃーん」


そう。消して彼の邪魔をするつもりは俺にはない。
ただ手に入れたいだけだ。この美しくも残酷な死神を。
この手の中に収めて、共に堕ちて逝きたい。あの世へと。

「……どうだかな。お前は本当に何を考えてるか判らないからな。
 今はその言葉を信じておいてやる。だが、立ちふさがった時は容赦なく殺す


彼はそう言い残すと闇世の中へと消え行く。
あぁ、残念。たった10分ほどの逢瀬。
もう少し馨くんとの思い出を作っておきたかったのに。
でもいつか手に入れる。深紅の寒椿を。


共に堕ち逝こう……?




肉片と大量の血液が残された道路に、一つだけ寒椿の華が落ちていた。



++++++
シェイドが変態ー!!!!(違)
あんまり馨ちゃんが酷い人にならなかったなぁ。もう少し殺人鬼臭を匂わせたかった……。
しかし、シェイドが完全にキチ○イで変態で、危ない人だ。((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
歪んだ子だね!!まぁ、元より人間じゃない時点で歪んでるんですがね。
シェイドは馨ちゃんにかなり執着してます。だから、彼に近づくもの全てが憎いのです。
ちなみに今回、肉片やら屑やら愚かとか言われてる人だった者達は、朱楽家の者達です。
つか、判り難いけど深夜ですよ。舞台は!
馨ちゃんと響を狙ってきた刺客です。大抵は馨ちゃんが処分(酷)するんですが、たまーにシェイドもお手伝い。
少しだけ数を削って、お掃除しちゃいます。

とりあえず、結論。
シェイドは危ない人。
初ガテコリなのにね……←
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【2007/10/19 23:37】 | 過去記事 | コメント(0) | page top↑
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