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04.たんぽぽ
馨先輩は酷い人ッス。

……俺に文句を言うな。背後に言ってくれ。

本当は俺、IC2つになるはずだったのに!

だから、文句は背後に言ってくれ……。俺だってアイツの愛情には迷惑してるんだ。

……馨先輩はいいッスよね。愛されてるから一番★が回ってきますし……。(脹れてる)

だー!もう、悪かったって。お前から★1つ強奪して!

知らないッス。馨先輩なんてもう、知らないッス。

(ごめんよ、慎……。馨ちゃんを一番に愛してるのー(*ノノ)
 2番目は君だからさ。ちなみに3番目はベル)

ちょ、他の奴らが凄い可哀想。

というか、俺、一番の新入りなのに2番目なんだ……。

(テヘ★ 兎に角、慎のBUと馨ちゃんのIC完成が待ち遠しいね!)

次は俺こと諒と深冬の話だ。
……なんでこんな組み合わせになったんだか。
あ、そうそう。馨さんがボヤいてたんだけど。

『何で花楓は10人中5人。2分の1の確率の女の子を見事にそろえたんだ……?やっぱフェロモン?←』
って。アミダは10分の1、8分の1だから、確率は低いはずなのにな。凄く驚いたようだ。



さて、なんでこんな状況になったんだっけな……。
そんなことを考えながら、俺は目の前でキャンキャン騒ぐ女を見つめていた。

「ちょっと、聞いてるわけ!? まったく、だからアンタみたいなのは嫌いなのよ!」

この煩い女は土浦深冬。
馨さん家へ行こうと思った矢先にこの女と偶然鉢合わせてしまった。
冬と言う寒い季節も終わり、暖かくなってきた外で喧嘩ができるのも矢張り春が訪れた証拠なのだろう。
喚く深冬の声を左から右へ聞き流しながら、華の様に笑う自分の思い人の姿を思い浮かべて耐える。
……こいつは一々煩いんだよな。説教始めると、中々おわんねーし。
めんどくさい女。

「聞きなさいよ! 日下部諒! あんたみたいなのが響様と釣り合えると思ってるわけ!?
 無理よ無理! あの方はもっと上品で紳士的な人がお似合いなのよ」


いつの間にか俺の想いはバレてしまっていて、顔を合わせるたびにこの女はこの台詞を吐く。
そんなの、自分でも判ってるつもりだ。
響ちゃんはとても優しくて大人しい、大和撫子みたいな子。
俺みたいな乱暴者がふさわしいと思わない。けれど……。

「別にお前には関係ねーだろ。俺が誰を想おうが俺の自由だ」
「関係あるから言ってるのよ! あたしはあたしの主人である響様の心配をしてるの! アンタなんて関係ないのよ!」

あーもー、コイツは……。
あーいえばこーいうし。しつこい。
胸倉を掴まれて、あいつの顔が近くなる。
……やっぱ馨さんの親戚だな。顔が少しばかり似ている。
まぁ、コイツなんかと比べたら彼に失礼だが。

「いい? 判った!? これ以上、響様に近づこうとしないことね!」

ホント、こいつは一方的にしか話をしねぇな……。
そんな思いを込めて睨んでみるが、深冬は気の強い女だ。そんな睨みにはびくともしない。
だから、俺はこの女が苦手だ。
俺の好みはお淑やかで優しく、笑顔の可愛い大和撫子のような子……。
そう、響ちゃんのような子だ。
逆に俺の双子の兄貴である恭の好みは、気の強くてどんな逆境にも立ち向かっていくような面白い女が好きらしい。
そう、深冬のような女だ。
俺達は双子だって言うのに外見以外は正反対に育ってしまった。
そんなことを考えながらため息を一つ深く吐く。

アンタはいい加減話を聞きなさいよっ!!!!

「お前ウッサイ。馨さん家行くんだろ、さっさと行くぞ」

先ほどからゴチャゴチャと煩い深冬を俵抱きで抱えあげて、馨さん家への道を俺は歩き出す。
抱き上げたさいに小さく「きゃっ」と悲鳴が聞こえた気もするが無視。
耳元で騒ぐ深冬の声が煩いがそれも無視。

馨さん家への道はたんぽぽが綺麗に咲いていた。
綺麗なオレンジ色が、響ちゃんを想い浮かんで少し嬉しい気持ちになった。
綿毛ができたたんぽぽは風に揺られて綿毛を飛ばす。
その光景が美しくて、俺は深冬を抱きかかえて歩きながらずっと見続けていた。





馨さん家に着く前に、深冬が俺の腹に膝蹴りを咬ましたせいで俺はあいつを落としてしまった。
その後はコングの音が鳴り響く。

何時まで経ってもこない俺らを心配して迎えにきた馨さんが止めるまで、俺達の戦いは続いたのだった。


+++++
アレ?たんぽぽは?
ちょっとしか出てない!!!つか、諒の台詞少ないっ!!

取り合えず、深冬と諒は犬猿の仲です。
深冬は熱血系で直球ストレートな馬鹿の諒くんが苦手で、響に好意を寄せてるので尚更、苦手に拍車がかかってます。
諒はSSの中で説明したように大和撫子が好みのタイプなので、気の強い深冬みたいなタイプは苦手です。(笑)
逆に恭は深冬みたいなタイプが好みなのでよくちょっかいをかけてます。(笑)
そんな笑顔で性格の読めない恭が深冬は苦手です←

でもきっと諒と深冬はいいコンビになるだろうなー。
なんて思う僕です。
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【2007/10/17 23:03】 | 過去記事 | コメント(4) | page top↑
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コメント
Σちょっと待て。何だフェロモンて。(べしこ←
偶然の運であって、断じてそんなもんじゃないぞ…。

てか、フェロモンなんて怪しいもの放出してない…!(…

用件はそれだけだ。じゃ。(言い逃げ←
【2007/10/19 17:38】 URL | 花楓 #-[ 編集] | page top↑
Σいて!叩くなよー。
偶然の運であったとしても、正直すげぇよ。
ここまでそろえてくるとは思っても見なかった←

出てる出てる。花楓ホイホイだね★←

また言い逃げかよ(笑)
【2007/10/19 22:49】 URL | 馨 #-[ 編集] | page top↑
そんな運…。ココじゃなくて他のトコで生かしたい。(…

Σ花楓ホイホイ…!?
俺はGか!?(ぁ

今度は言い逃げしない。
じゃ、失礼。(すちゃ←
【2007/10/22 16:38】 URL | 花楓 #-[ 編集] | page top↑
……まぁ、ドンマイなんだぜ。(肩ポム←)

花楓ホイホイ!
いやーGというよりかは華とか?
花楓ホイホイって、花楓に集まってくる奴を捕獲する奴だよ?←

Σ言い逃げしなかった!(爆笑)
うむ、じゃあな(すちゃ←
【2007/10/26 22:20】 URL | 馨 #-[ 編集] | page top↑
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