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ちょっとした小話
えーっと、この作品は、
株式会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、
藍川珠洲によって作成されたものです。
この作品の使用権は貰った小金井馨に、 著作権は藍川珠洲が所有します。

では、追記へごー!
初めて会ったのは結社。珠洲が所属していたところに馨が入ってきた形だ。
一度顔を出さなくなってから、なにやら気まずくて入退団者紹介所に赴かなくなった珠洲。
だから彼女にとって彼は、また知らぬ間に増えた先輩の一人というだけだった。
「よろしくお願いしますね。」
「あぁ、よろしくなー」
挨拶も事務的で、これと言って盛り上がったわけでもない。



いわゆる顔見知りでしかない関係だが、ひょんなことで二人きりになってしまった。
「にゃっふー、誰かいるかな…あ、珠洲。」
「ん?…馨さん、ドウモ。」

結社に人が集まる前…つまりは一番最初に来た珠洲。そして馨が二番目にやってきた。
必然的に二人だけ、時計を見る限りこの時間は…長そうだ。
何だか帰るタイミングも逃して、とりあえず話しかけようかと迷ってる馨を余所に珠洲は自分の持っていた音楽プレイヤーを聞き始めた。

「(これ以上この空気を耐え難くしたーっ!?)」

ちなみに弁解しておくと、珠洲は悪意など全くなくマイペースに行動しただけである。
そうとは知らない馨…いや、知っていても彼が行動しにくくなったのは事実。
実際、何もする予定や目的がないのならその場から立ち去ればいいものの…それでは負けな気がする、誰に負けるとかよくわからないけど。

入り口前で棒立ちしたままの馨。彼の耳に入ってくるのは珠洲のイヤホンから多少音漏れしてる音楽。

「……ん?」

彼は小首をかしげながら耳を澄ます。
これでも本業フリッカースペード。音が小さかろうが、伴奏ばかり漏れ聞こえようが聞いたことがある歌ならわかる。
そう、聞いたことがある歌…なら。

「……ぁあーっ!!」
「っ!?」

いきなり出された大声に珠洲は肩をビクリとさせ、馨の方を向く。
彼に近い方のイヤホンを外しながら、どうしたんです?と眉を顰めながら問いかける。

「珠洲…おま、誰の歌聞いてる?」
「え?【世界】マモ【結界】ですけど…」
「やっぱり!俺も好き!」

ぐ、と握りこぶしを作る馨。
そんな彼をポカンと見つめていた珠洲だったが、ふと眉を下げて微笑んだ。
「そんな、意気込んで言わなくても…」
クスクスと笑いながらプレーヤーのスイッチを切る。

「あ、なら新曲のCD持ってます?貸しますよ?」
「マジで?今月金欠だから助かる!ありがとな、心の友!」
「心の…友?」
「そ、俺と珠洲!」

また大げさな…、そう言いつつも彼女の表情は満更でもなさそうだった。












しかし…このときの友情により、彼に数奇な弄り人生が訪れるとは誰も思わなかったのです。


「何その不吉ナレーション!?…いやーっ!!」
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【2007/08/25 21:23】 | 過去記事 | コメント(0) | page top↑
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